蝙蝠山に吹く風は、

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映画「ドント・ブリーズ」 感想

 

 現代はそのまま「Don't Breathe」。

息を潜めろ、というような意味だろうか。

そのタイトルにふさわしくこの映画は息を潜めて待つ怖さというのが伝わってくる映画だった。

冒頭の人を引き摺っていく老人の姿を先に見ているので、この盲目の老人がまともな老人ではないことはわかっているのだが、主人公達のほうがどう考えても悪く見える。ラストもそのような落ちになっている。

それを差し置いてもこの老人は恐ろしい。盲目のジジイと侮ってはいけない。

話を大雑把にまとめると、ただの盲目の老人の住む家だと思って窃盗に入ってみたらとんでもない爺さんの住む家だったという話である。

見ていてクロックタワー2を思い出した。ロッカーに隠れてシザーマンが過ぎるのを待つ気持ちに似ているとおもう。そしてあのシザーマンのようにこの老人もしぶとい。さすがイラク帰りだ。倒しても倒しても立ち上がって襲いかかってくる。

目が見えないくせにどこからでも現れてくるところも恐ろしい。目が見えている時はどんだけ強い兵士だったのだろうか。多分、娘が誘拐されたら一人で一軍を相手にするような兵士だったに違いない。そんな兵士も手榴弾の破片には勝てなかったのか……。

そして頭のほうもぶっ飛んでいる。娘を殺されたからと言ってその発想はないだろう、と見ているほうも驚きだ。気づかなかった主人公達に同情する。

この爺さんの家にホームセキュリティを付けるなんて金の無駄なのではないだろうか……。

もの凄い見た目が怖いとか、グロイとか、そういうタイプの怖さではなく素朴な怖さなので夜見ても安心!