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キングコング: 髑髏島の巨神 レビュー ネタバレ注意

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モンスターバース第二作キングコングをさっそく見てきました。第一作目のGodzillaが微妙だったのであまり期待をしていませんでしたが、そんな期待とは裏腹にとんでもなく面白い映画でした。あのGodzillaの面白くない所は米軍が自身の尻拭いをすることだけに終始した上におっさんのようなゴジラが最後のほうにノシノシやってきてムートーさんを瞬殺して帰って行ったというのが渋すぎた所にあると思います。個人的にはブライアン・クランストンがすぐ退場したのがいただけなかった。なんであんなしょうもない殺し方をしたのかが謎である。あのHeisenbergがそんなことで死ぬわけないだろう!

なので先にGodzillaを見ているとほんのちょっぴりより楽しめます。

予習のために複数作見る必要のあるアベンジャーズと違いこちらはまだ二作目なので良心的です。

この後の予定は三作目Godzilla2四作目King KongVSGodzillaということらしいです。ただパシフィックリム2やら今度公開されるグレートウォールにもクロスオーバーしそうな雰囲気です。謎の中国人女優が、特に意味もなく登場しているのが伏線だったりして……。こちらでは本当に何もしませんがグレートウォールでは甲冑着ているしさすがに活躍するのではないかと思います。

このキングコングは、冒頭からしっかり登場してそこから最後までしっかりと暴れてくれるのが好印象でした。キングコングだけではなく、そのた怪獣達も終始スクリーン上で暴れ回ってくれました。

映画の雰囲気としては地獄の黙示録ジュラシックパークゴジラキングコングといった感じ。

キングコングゴジラ側にすり寄った形なのか、コングは巨大化しています。これでも成長期という台詞があったから、これからまだまだでかくなのか……。これ以上でかくなると摩天楼に登るのはもう無理だね。

このコングさんは銃弾が効かないわけではないので、ゴジラVSキングコングのタイトルを真に受けてそのまま戦わせたとしたらムートーさんを瞬殺するぐらいなのだからゴジラの圧勝で終わってしまいそう。どういう話になるのか期待。

WW2でこの島に不時着した米兵と日本兵の話やベトナムからの米軍の撤兵が決まり失った部下達に対する無念をどこに向けていいのかわからなくなった大佐とその部下達も十分魅力的でした。個人的にはAK持ってる兵隊が格好良かった。

MIYAVIさん演じる日本兵はやっぱり似合ってない。ブロークンアローではネチネチ捕虜をいじめていたそうだが、こちらでは仲良くやったらしい。

なぜか銃がモーゼル特攻機やら蓮見大佐じゃあるまいし軍刀を持ち込んでいたりするのは気にしてはいけない。

銃マニアじゃないので詳しくはしらないが大佐の拳銃もこだわりの一品らしい。詳しい人は注目して見てください。

地獄の黙示録風味の冒頭のヘリシーンはとてつもなく格好良かった。向かう相手がベトコンではなく島なのが悔やまれる。

嵐に突入するのが最近の映画のはやりなのだろうか? マッドマックス4やモアナそしてこのキングコングでも嵐への突撃を敢行していた。映像が映えるから使いやすいのかもしれない。嵐の向こうに島があるというのはラピュタを思い出した。お父さん髑髏島は本当にあったんだ! お父さんは嘘つきじゃなかった!(ヘリに飛んでくる木)。現代ではなく、ベトナムで戦争をしていた頃の人工衛星を人類が飛ばせるようになって地球の表面には秘密がなくなったあたりの時代というのはうまいと思いました。

妙に火炎が上がるシーンが多いのもベトナムといえばナパームの香りだろうという理由があるに違いありません。サングラスに移る火炎とか最高でしたね。

髑髏島も未開の島といった雰囲気が存分に表現されていました。

わけのわからない生物しか居ない島でそこでは人間は最弱の存在というわけです。これは予告にあったかな?

彼らに捕まって怪獣の生け贄にされるのかと思いましたが、謎の原住民達も雰囲気作り要因の一環のようでした。

コングが女性に優しいのは恒例ですよね。キングコングはどうもラブロマンス的な要素が入ってた気がしますが怪獣プロレスに寄った分その部分が希薄になってしまったのでキングコングのそんな所が好きだった人には楽しめないかもしれません。

エンドクレジット後には当然のように映像が入っているので席を立たないように!

公開当日というだけあって映画館はほぼ満員でした。帰っている人が目立ちましたが、あれは何なのだろう? こういうシリーズは絶対最後に映像あるのになあ、と思いました。

怪獣がこれでもかというぐらい戦う映画が見たい人には是非おすすめの映画です。