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浅田次郎「プリズンホテル 1 夏」 奥湯元あじさいホテルへ 

 

プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)

プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)

 

 久しぶりに奥湯元あじさいホテルを訪れた。

タクシーの運転手もいい加減なれたようだがプリズンホテルとの言い方を改める気はないようだ。

ホテルのみんなは何も変わっていなかった。

偏屈な小説家木戸先生も、木戸会長も、支配人も、シェフと板長も、大曽根組一同も昔のままの姿でそこにいた。

私だけが前訪れた時と変わってしまっていた。

歳を重ねるごとにこのホテルの良さを改めて感じる。

全壊最後に訪れた時にはバイクにも乗っていなかったから伝説の名車KawasakiW1を見ても何も思わなかったことに恥ずかしさを感じる。

これほど心安まるホテルは、日本中どこを探してもないであろう。

だから私は時々このホテルに泊まりに行くのだ。

 

このプリズンホテルに登場する小説家木戸孝之助の名前の由来は、浅田次郎先生が没を食らっていた時代に使っていたペンネームだそうだ。

ちなみに浅田次郎ペンネームの由来は没原稿の主人公の名前から取ったという。