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蝙蝠山に吹く風は、

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2011年終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に 感想

 

終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に [DVD]

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 映画「この世界の片隅に」は評価され大ヒットしていますが、先に「この世界の片隅に」を映像化した2011年終戦記念スペシャルドラマこの世界の片隅には、なぜかあまり話題に上らないので見てみました。

結論から言うと映画の完成度があまりに高かったため先に映画を見ているとどうしても見劣りしてしまうドラマでした。毎年恒例の終戦記念ドラマとして作られているので安っぽい部分が目立ってしまいます。

映画で感じた戦中の普通の暮らしという部分があまり伝わって来なくこのドラマは男女の関係を重点して作っていると感じました。

このドラマ版は、まず人さらいの篭の中で周作と出会う所から始まりそのあとすぐ爆弾によって腕を無くした所まで飛んだ後に結婚する前からのことを思い返すような作りになっていました。

先に映画版を見ていたせいなのか、北川恵子さんがすずさん役なのですが、なんだかキリッとした人なので違和感があります。どちらかというと周作の姉ぽいです。

度々画面に映る現代の船が気になってしまいます。CG大和の隣にどうみてもCG大和よりでかい船が停泊しているのはどうかと思いました。せめて写らない場所で撮影できなかったものなのだろうか……

撮影場所は呉市の東のほうだろうか。なんとなく風景から察するにそちら側の気がしました。

最初の篭のシーンは竹原保存地区のようです。

終戦記念ドラマの仕様上なのか先に映画見ていたせいなのか妙にウェットな感じのドラマでした。例えば、哲が北條家の納屋に泊まる時にすずさんが涙目だったり音楽の辛い方が明らかにここで泣いてくださいよ! と言った感じだったりと。

そして哲は戦死したと描写されます。青葉に乗ってたはずなのに海を漂ってるのはいったいなぜなのだろう。きっと転属して先の船が沈んだということなのでしょう。

それとこのドラマが放送された日時が8月5日なのも関係あるのかもしれませんが、すずさんの実家が江波から広島市の中心部に変更されているため広島に帰ったすずさんが目にするのは跡形も無くなった実家という悲しいことなっていました。

どうして実写とアニメの違いがあるとはいえ、同じ原作でどうしてここまで違いが出てしまうのだろうということを考えさせます。そして改めて感じるのは映画「この世界の片隅に」の素晴らしさです。まだ見てない人は是非劇場で!