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蝙蝠山に吹く風は、

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神代の時代から神武天皇がまさかの戦国時代に流れ着く。志茂田景樹「神武軍団、疾風戦国大戦上下」感想

 

神武軍団、疾風戦国大戦(上)

神武軍団、疾風戦国大戦(上)

 

 

神武軍団、疾風戦国大戦(下)

神武軍団、疾風戦国大戦(下)

 

 神武天皇が戦国時代で暴れる小説があるというのをTwitterで見かけたので読んでみました。内容は、神武天皇が神武東征に向かう途中に大波に飲まれ気づくと、そこは未来である戦国の世であったが、帰れないと悟った神武天皇は戦国の世で日本統一を目指すという話です。

古代からやってきたというより、神話の世界からやってきた神武天皇が主人公なので当然ながら強烈な強さを発揮します。よくある未来から過去に行く話ではなく(例えば戦国自衛隊とか)ではなく過去から未来に行くので装備の差は如何ともしがたく最初のほうは九鬼水軍に水軍を壊滅されたりとちょっとは苦労しますが、戦国時代の諸大名達がかわいそうになってしまうほどに基本的には強いです。神武天皇だけではなく一緒にやってきた神代の時代の人間が基本的にみんな化物です。さすが神話の世界の人間……

そして内輪もめも起きたりします。読んでいて、そういえば最初のほうの天皇家は皇族同士で戦ってたことを思い出しました。(有名なのは壬申の乱天皇家にも皇族自らが剣を持って戦った時代があったわけです。この神武天皇は妙に火力主義です。大砲で地面を耕せ! 火力がすべてを解決するという精神で戦国時代を戦い抜きます。まるで大砲を拳銃のようにぶっ放すナポレオンとかWW2のロシア人のような考え方です。この世界の日本の未来が気になってしまいます。おそらくこの調子で発展していったとすると黒船が来たとしても余裕で返り討ちにしそうな気がします。もしくはヨーロッパ人より先にアメリカ大陸に到達するという可能性もありそうです。そして超巨大戦艦を作り、大砲の延長でロケット開発に力を入れ宇宙も日本人が制覇するのでは?