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マイクル・コーニイ (著), 山岸真 (翻訳)「ハローサマー、グッドバイ」感想

 

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

 

 可愛らしい表紙が目につく、ハローサマー、グッドバイです。

まずこの作品の舞台は、地球ではありません。人間型の異星人たちのお話です。

まえがきにある作者の言葉に「これは恋愛小説であり、戦争小説であり、SF小説であり、さらにもっとほかの多くのものである」とあります。

まさにその通りでこの小説は、それらすべての要素を含んでいます。

その中でもっとも目立つのは、甘酸っぱい恋愛部分だと思われます。

せめて高校生の時にこういう作品と出会いたかった……読んだ多くの人がそう思うに違いありません。今、高校生ぐらいの人は是非読んでみるべきです。あまりのバカップルぶりに頭を抱えることになるでしょう。歳が行ってしまうとこのあたりが若干辛くなってきます。

ただどうも翻訳本だからというのもあるのでしょうが、どうも読みにくかったです。翻訳本に慣れている人は気にならないのだとは思いますが。

この小説は、ラストの衝撃についても多く語られている小説だと思います。

実際ラストの衝撃は、おお! こうきたかと唸らさせるものでした。

ラストまで飛ばすことなく最後までしっかり読んでみましょう!

この小説の続編にあたる、パラークシの記憶という小説は、まだ未読ですのでそのうち読んでみたいと思います。直接の繋がりはないみたいですけどね。