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蝙蝠山に吹く風は、

映画・ドラマ・アニメ・本の感想と福山市を中心にラーメン店巡り中

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村田沙耶香「コンビニ人間」感想

 

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 幾つかの賞をすでに受賞している作家でありながら、未だコンビニでアルバイトを続けているという村田先生が、コンビニを舞台にして書き第155回芥川龍之介賞を受賞した作品です。

この作品の主人公の印象は、ちょっとおかしい人です。まさにコンビニ人間と言えることでしょう。村田先生は作家仲間からは「クレイジー紗耶香」と呼ばれているそうですが、まさかこの主人公のモデルはまさか村田先生本人だったりして……登場人物の白羽くんも相当おかしな部類に入る人です。実際にこんな人が知り合いに居たとするならば絶対に近づきたくありません。この小説は、主にそんなおかしな二人の話です。

コンビニとは、ということよりも世間の目と恋愛結婚観というテーマを読んでいて感じました。すべての人間の悩みは対人関係から生まれる!というアドラー心理学をふと思い出したりもしました。なのでちょっと私が読む前に思っていたコンビニ要素は、そこまで濃くないように感じました。コンビニを舞台にしなくても同じような話は作れるのじゃないかなぁとも思いましたが誰にでもわかるバイトと言えばコンビニということになるのでしょう。

コンビニが、もはや私の生活には欠かせないものになって久しいです。主にセブンイレブンとローソンと利用しています。ファミリーマートは我が家周辺からは撤退が続き手頃距離にはなくなりました。またポプラは気づけば市内からついに撤退しましていました。ミニストップに至っては旅行先でしか見たことがありません。いつか出店してきてくれないものか……